霊界の諸相その5 第五界後編
Spiritual-lightさんによる連載記事「霊界の諸相」の第5弾です。
霊界の諸相その5 第五界後編
本日は「人間個性を超えて 個的存在の彼方」に書かれている第5界について紹介したいと思います。 昨日ご紹介した「不滅への道 永遠の大道」では、第5界に住まう存在はどのような性質を保有しているのかという主観的な視点での解説でしたが、「人間個性を超えて 個的存在の彼方」では、第5界の存在が宇宙でどのような役割を担っているかという客観的視点で第5界の存在についての解説がなされています。
抜粋
「彼は自己の類魂の直観、性向、基本的性格などを精妙な感覚で取り入れた。しかし彼はなお、私が「心霊族」と呼んでいる類魂を延長した霊魂集団に通暁しなければならない。その第一歩は恒星での個的経験をすることである。そこで彼は第三の仮装体となり、太陽意識のシンボルである焔の体を身につける。かくして銀河系内における恒星に転生することを選ぶのである。
恒星の原子は地上のそれとは違い、目にも留まらぬ速さで消滅する。しかし魂が第5界で第三の仮装体をとる時は、地上とは異なった時間やリズムに生き、一種の流動状態で存在するようになるのだ。
火をあなた方の意識よりもっと洗練された敏感に調整された意識の外的表出であると考えてもらいたいのだ。個的な精神が、肉体を構成するのとは違った物質に顕現することなど信じ難いことであろう。しかし実際には惑星上より遥かに多くの魂が恒星に住んでいるのである。
一つの星に魂が生まれるのに関しては、火焔界の類魂が関与するといってもよい。この界での愛はすべて宇宙的、共同体的性格をとるのである。性格の相似て互いに通ずるところのある数人の太陽人が愛と創造の衝動を覚える。すると彼らは共に集い、互いに持てるものを分かち合って新しい一つの命の炎を生み出すのであるが、それは彼らの一体化した想像力からの見事な創造である。芸術家の経験する努力、闘争、そして永い忍耐がこの世界の誕生には欠かせない条件なのである。
創造の目的を考える際には、二人の愛人という観念を除去しなければならぬ。それは六人、八人、十人、時としては十二人であったりするものである。この一団の中には陰陽両極にあたる二元性が存在するが、想像力の領域での感情的、審美的内容からなることが確実な誕生の仕事は一団の全員で平等に受け持つことになる。
善悪は対立し、闘争を巻き起こし、あらゆる種類の感情が交錯する。宗教はこの意識レベルにあっても主要で不可欠な機能である。彼らは地上の人類よりももっと精妙に創られており、創造者の仕事の偉大さを知りかつ感謝している。彼らは秘められた実在に近づいているので、低次な要素の少ない信仰力を持ち、叡智の受容能力を増大させているのである。
悪すなわち不完全無秩序な思考方法は罪と苦悩を導き出す。しかしこれらは人間の邪悪や苦痛の観念とは正確には一致しない。それらはより高い意識のレベルに向かっての進歩への反対を表すものである。失楽園のあの過ちは全宇宙のあらゆる場面に絶えずある。魂には常に選択の力があり、個体が想像力と信仰に欠陥を持っている時は前進の意欲を失い、低次な存在にありがちな制限や分裂に堕してしまうのである。こうして多くの太陽人が恒星生活の後で下方の世界に堕ちるのである。
彼と仲間の魂たちは地球やその他の恒星系の惑星と関連した生命過程の部分統治者や支配者に任じられることが多い。」
ここで語られている興味深い内容としては以下の点が挙げられると思います。1 恒星にも意識ある存在が暮らしている。2 恒星人は生命の創造を担っている。3 恒星人が生命の創造を行う場合、一夫一妻ではなく、多夫多妻のグループでこれを行う。4 恒星人は惑星での創造神としての役割を担わされている。5 恒星人でも堕落する存在がおり、進歩とは反対の活動を行なっている。
恒星人でも堕落する存在がいることが語られているのも興味を引きます。聖書に書かれている堕天使は確かに存在するようです。
恒星人の創造活動は「神理テキスト」Kindle版の448ページにもこう書かれています。
抜粋
「地球に人類が生まれるまでに長い時間がかかりました。地球に存在するすべての物質は、太陽から地球が飛び出す前に、太陽の中でテラとガイアが準備したものでした。多くの生命が地球で生きられるようにと、たくさんの物質が積み込まれて、地球は太陽から生まれたのです。地球環境を整備するため、異星人たちが協力してくれました。彼らの協力なしには、地球に生命が生きられるようにはならなかったのです。」
日本の古事記では、太陽の主宰神が天照大神(アマテラスオオミカミ)、太陽人テラとガイアがそれぞれ伊邪那岐、伊邪那美(イザナギ、イザナミ)として記されています。
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