ホームページ『超人類と超古代 新人類と未来』の復刻14 彼の詞、遺伝子、クローン
彼の詞
今の私の僅かな詞すらも、旧人類への過度な干渉と新人類や超人類に思われる事でしょう。
私が貴方に話している内容を、我々は感じ取っていますが今は静観しています。
私は我々の世界観を少しでも旧人類に理解してほしいとの思いでお伝えしています。
そして、思想が凝り固まり差別的で自己中心的で他人の意見を聞かず、
その発想を理解しようと努力しない人々が多い事も分かっています。
我々は一回聞いた事は記憶するだけでなく、その根本を解明しようとします。
過去の我々の先人も同じ思いだった事でしょう。
今現在、我々が旧人類に過度な干渉をしない理由も今は理解できます。
貴方にも、いつの日か我々の述べている
思想の真意を全て理解される日が来る事を切に願います。
私は我々に反旗を翻しているのかもしれません。
しかし、私は少しでも真実を旧人類に伝えたいと思っています。
その理由は、日本人は超人類に遺伝的に近く我々の思想に近いからでもあります。
それは過去の日本人の善行からでも理解出来る事でしょう。
しかし歴史の勝者は平和主義であり平等主義の日本人を悪人に仕立て上げています。
我々は人類の壮大な計画の基には
仕方の無い事だと判断しておりますが私は、そう思えません。
超古代然り、歴史は正しく伝える必要があるのです。
ここで我々の詞を聞いた貴方が、
少しでもこの真実を感じ取って頂ける事を切に願います。
傍観主義に戻った我々の、か弱いほど小さな隙間風を感じ取って下さい。
このような条件であるから、伝えられる真実もあるのです。
旧人類の憂える破滅思想と享楽思想・・・。
現代社会は、ソドムとゴモラなのでしょうか・・・。
そこでは、真実も虚偽と欺瞞で覆い尽くされます。
私を導いた理由を感じ取って下さい。
オアシスは、砂漠の中に有ってこそ価値が有ります。
我々が公の場に現れない理由も、もう一度考えて下さい。
遺伝子
人類がヒトゲノム計画を行っている今、
詳しくお話しする事はこの場でも混乱を招く恐れがあります。
旧人類とチンパンジーの遺伝子の違いは1.6%との事はご存知でしょう。
平均的超人類と平均的旧人類の遺伝子構造の違いは0.011%にしかすぎません。
旧人類間の遺伝子構造の相違は0.008%です。
平均的日本人と、超人類の遺伝的違いは0.005%です。
それ故、旧人類と新人類と超人類間の交配は可能なのです。
これは何回か述べましたが、同じ起源の人類であるからです。
超人類はモンゴロイドの特徴である蒙古襞と、
薄い体毛と黒い髪と黒い瞳を保有しています。
骨が細く低身長でもあります。
これも、それぞれの遺伝子が共通している為です。
それ以外に、性格遺伝子も日本人が最も旧人類に近い事が分かっています。
しかし、超人類と旧人類の決定的違いは脳の活動なのです。
現在、旧人類の遺伝子操作を静観する我々は、旧人類の自己開示を待つか
それとも過去の様に、我々の知識と技術を与えるべきか思案しています。
自己開示を待てば、旧人類の独力を育てる事にもなりますが、
一歩間違えれば暴走しかねません。
しかし、我々が介入すれば人類は飛躍的に進歩するかもしれませんが、
同時に混乱と旧人類の世界の崩壊を招きかねません。
現代の人類の遺伝子技術には一抹の憂いを感じていますが、
新たなる進化を求める我々は静観の立場を保っています。
それは、超古代の過去から・・・歴代の教祖や指導者を生んだ我々の反省からです。
我々の干渉無しに、人類の自らの成長を見守る為にも。
旧人類は現在眠っています。
脳の半分が眠っているとの事実だけではありません。
人類にはジャンク遺伝子などは存在しません。
全ての遺伝子には役目があるのです。
クローン
現在の旧人類によるクローン技術は意義のあるものなのでしょうか。
我々は意義のある行為とは捉えていません。
クローン技術もまた、ダーウィンの進化論が生んだ誤った発想から成り立っています。
クローンによって生まれた生命が優性とは限らないのです。
唯一の存在が、ある環境の変化によって一気に絶滅するとの事は容易に想像出来る事でしょう。
クローンは環境の変化に対し余りにも脆弱なのです。
余談ですが、例えクローンであっても精神は各々が別な存在です。
持って生まれた性格は一卵性双生児と同じと言えますが、オリジナルと全く同じではありません
臓器にしても、旧人類は自己の持っている本来の臓器を直す事よりも
何故、交換する事に知恵を絞るのでしょうか。
全て同じ遺伝子の食料でも、環境が変化しても安定供給が可能だと思っているのでしょうか。
今はまだ分からないでしょうが、旧人類は何れこのクローン技術の無意味さに気付く事でしょう。
この思想の根源には多様性の否定、均一の美徳、
優性遺伝子と呼ばれるものへの歪んだ憧れが影響しています。
現代の旧人類科学者は、多くの矛盾を抱えながらも
誤った好奇心により動いていると言えるでしょう。
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